薄毛のカバーはウィッグでも行なうことはできますが、こちらはすぐに理想のボリュームが得られるものの、見た目の不自然さや、ずれたり、外れたりする、ムレる、暑い、髪型が自由に変えられないなど欠点もまた多く、満足できないという人は少なくありません。かといって自毛に人工毛をプラスしていく増毛の場合は、見た目がより自然で、かつらのようにずれる心配はないものの、ヘアカットなども専門のサロンで行わなくてはいけませんし、髪が伸びると装着した髪にも影響が出てしまいますので、増毛では、ずっとメンテナンスをしなくてはいけませんので、手間も費用も多くかかることとなり、こちらもまた欠点は少なくないものです。

 
そこで、注目されているのが自らの髪の一部を薄くなった部分に植え込むことで、髪を増やしていく自毛植毛で、この場合は本物の髪が増えるので自然な仕上がりになりますし、定着した髪は伸び続けてくれますのでその後のメンテナンスも必要なく、ヘアカットにも気を使う必要はありませんし、プロペシアなどの医薬品を使った治療でも改善が得られなかった場合や、男性だけではなく女性の薄毛にも対応できるなど様々な薄毛の悩みの改善を行なえることが特徴的です。

自毛植毛には多くのメリットがありますが、治療方法は一種類ではなく、様々な方法が用意されていますので、治療を行なう前はそれぞれの治療の特徴や料金、定着率などもよく比較しておきたいですし、さらに成功させるには医療機関選ぶはかなり重要となりますので、自毛植毛で技術力も高く、多くの症例数を持っている経験豊富な医療機関を選ぶ必要があります。
植毛は本物の髪が復活できることがメリットですが、メスを使って皮膚を切り取る治療の場合は傷跡が大きく残りますし、ダウンタイムも長くなる傾向にありますので、より痛みが少ない治療にしたい、ダウンタイムを少なくしたい、できるだけ傷跡を作りたくないという場合はメスを使わずに行なえる治療方法も検討してみましょう。今はより治療の技術も進化しており、メスを使わずとも毛髪を採取できる治療も登場し、さらに体への負担も抑えられ、傷跡も目立たない治療が登場しています。

メスを使わずに治療が行なえる方法として注目されているのがFUEという方法で、これは毛根を傷つけずに毛穴をくり抜いていく方法ですが、毛の生える向きはそれぞれ違うこともあり、人の手で行なうとなると正確な採取には限界もありますた。ARTAS植毛法は世界で唯一の植毛ロボットとなっており、こちらは４つのCCDカメラがついており、髪の角度や向き、本数、密度などを正確に把握し専門の医師がチェックを行いながらより正確に採取ができるようになっています。

 
メスを一切使用せずに採取ができますので、傷が目立たず、傷の直りも早いのでダウンタイムを気にする必要もなくなっていますが、デメリットとしては採取のために後頭部の髪を刈り上げる必要があります。後頭部を刈り上げる場合も髪の長めの人の場合はツーブロックにすると目立ちませんが、短髪の方などはかなり目立ってしまうことになり、抵抗を感じる場合もありますが、そういった場合も専門のウィッグが用意されていますので、そうしたものも利用すれば髪が伸びるまでカバーすることもでき目立たなくなりますのでクリニックに相談してみると良いでしょう。

 
現在行なわれている薄毛治療の中でも特に優れた治療となっていますが、高度な治療ということもあり、どの医療機関でも受けられるというわけではなく、治療できるクリニックは限られていますので、まずは最寄のクリニックの情報を探し、無料カウンセリングや画像のメール相談を行なってみましょう。”